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会長の目




            
 2024年6月





 コロナ禍の閉鎖的状況から解放されたように、人出がいたるところで見られるようになってきました。私もその一人として妹たちとドイツ10日間個人旅行をしてきました。
 毎日一万歩以上颯爽と歩き回りと言いたいところですが、妹たちにささえられてよろよろと観光してきました。姉の様子を未来の自分の姿ととらえ勉強するという妹たちに甘えて。
 なかなか元の体に戻らず、ぐずぐずした日々を過ごしながらとても良い発見をしました。「病気の9割は歩くだけで治る」(長尾 和宏、山と渓谷社)という本を新聞で知りとても納得したからです。以前から血圧がたかめのため健康診断をうけるたびに薬をすすめられていましたが、ずっとのむことをためらっていました。130以下なんて無理ですよという私にあなたは140以下でいいんですよと訂正してくださる先生は、薬をのむのまないの境目だからと飲まない選択をしてきた私を認めてもらっていました。でも、とうとうとりあえず飲むことになり飲み始めました。娘の一言、「その年の人なら多くの人が飲んでいるのになぜいやなの」が効きました。
 帰国後の血圧はびっくりするほど低い値になり、ひょっとしたら本の題名どおりの実践記録になったのかなと思い始めました。どうやら定説通り散歩は体に良いようです。いまさらながら皆さんにもおすすめしたいとおもいました。



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